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吉祥院 (きちじょういん) は、東京都足立区本木西町にある真言宗豊山派の寺院。山号は渕江山 (ふちえさん) 。寺号は星谷寺 (せいこくじ) 。本尊は大日如来。 == 歴史 == 正応元年 (1288年) 、円真による開山。 (『新義真言宗本末一派寺院明細帳』東京都公文館蔵) 吉祥院は当初遠江にあり、石出掃部亮氏と共に当地へ移ったとの伝承が残る。 古くは、総本山長谷寺で学んだ教相を伝えつつ、京都の仁和寺を本寺として法流を相承していた。また吉祥院自らも三十三の末寺を抱える中本寺であった。 江戸時代、徳川家康公を始めとする歴代の徳川将軍が鷹狩の御膳所とされ、寺紋に『三つ葉葵の御紋』を用いることが許された。 毎年正月、住職が将軍家に御挨拶を申し上げるため江戸城へ登城する際に乗っていた『葵の紋付駕籠』が現存する。 戦後、寺有地の一部を足立区立第六中学校などに提供してきたが、現在も境内・境外墓地の他にいくつかの境外仏堂を有している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉祥院 (足立区)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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